私は 四柱推命 を長い間研究しています。
一度は耳にすることがあるかとおもう 「四柱推命」を
簡単にご説明します。
本当は、命理学といったり、子平 といったりしておりますが、
日本では 四柱推命 が最もポピュラーな呼び名ですね。
四柱推命の発祥は中国で、四柱推命の原典ともいえる 「滴天髓」は1200年代につくられたといわれています。
その後、さまざまな研究家によって発展してきました。
日本には、桜田虎門 という人は江戸時代に日本に輸入しておりますが、
桜田虎門という人は、四柱推命を学ぶ人ではなかった為、翻訳がメチャクチャで、理屈に矛盾する点がいくつもあったのです。
それを継承してしまったのが現代の日本の四柱推命です。
名前はあえて挙げられませんが、桜田虎門という人の訳した書を源流とする派の人は、これを鵜呑みしてしまっていることになります。
的中率云々の以前に、理屈に矛盾点が多すぎるため、習得することができないのです。
ですから、推命の理由をこじつける為に、中国の原典にはどこにも出てこないような
言葉、方法を捻出し、苦し紛れに鑑定している人が多い世界なのです。
これは、
四柱推命を たんなる余興占いに失墜させた原因ともいえます。
四柱推命は、日本でのイメージは単なる 占い の一種としてとらえられておりますが、本来は、キチンとして理屈のある、学問というべき存在なのです。
たとえば、東洋医学の漢方 は、 四柱推命と同じ学問体系にある 陰陽五行論の上になりたっています。
四柱推命も、漢方も同じ 学問の上にあるということです。
かつて、日本では、漢方薬はオカルトとされ、保険の適応もなされませんでしたが、
今では立派に保険が適応され、西洋医学との調和を保っていいます。
西洋医学は、慢性病や、いわゆる不定愁訴の状態を診ることが得意ではなく、その点を、慢性病に強い漢方でまかなっているともいえるでしょう。
中国では、医学と命理学(四柱推命)の2つを上手くコラボレーションして患者さんを診ているという医院もあるほどです。
四柱推命は、習得が非常に難しく、根気と体力、知力が必要です。
人の命を診るのに、数年かかるともいえるとても、奥の深いものです。
しかし、既述のように、そういった修行、勉強をすることを、あきらめ、我流に理論を安直化し、正当化してしまった「四柱推命もどき」 が今につながってしまったのです。
これでは、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」のいい加減な 余興占い に失墜したことになります。
本来、正統派の四柱推命は、レベルが上がれば上がるほど、的中率は正確になります。
(的中させるのが使命ではないけど)
それ故に、日々の弛まぬ鍛錬と勉強、研究が必要不可欠の学問なのです。
四柱推命は、その人の運命、宿命がハッキリとわかってしまいますが、それをズバリと申し伝えるだけでは、鑑定士としては存在意義がないと思っています。
やはり、どのようにしてそれを回避できるか、緩和できるか という部分を重点的にご案内できることが私の仕事だと考えています。
私は、まだまだ未熟ものではありますが、正統派の四柱推命を学んできました。
これからも修行は続きます。
私は、鑑定をするが仕事ですが、もうひとつ、こういった失墜したイメージを払拭させていくことも大事な仕事の一つだと思っています。