四柱推命は、聖典とも呼ばれている 滴天髄(てきてんずい) という古書が基になっているものです。この古書は、西暦1300年ころに 劉伯温(りゅうはくおん)という人によって、書かれたものです。
劉伯温は、当時の中国の政治化でもあり、今でいうところの総理大臣レベルの人でもありました。
大臣級の人が、「占いの本を書かれたのか!」 と、今の日本の人間であればビックリしてしまうでしょう。
この点に関しては、文化の違いがありまして、当時の中国では、「陰陽五行論」といって、四柱推命の基盤学問とされているものが常識の考え方となっていたのです。
ですから、こういう人が、陰陽五行論を基にして、運命の書を纏め上げたのは、不思議ではありません。
しかしながら、この 滴天髄 という 書 はなかなかの 難書でして、すべて唄(うた)や詩 のような形で、しかも、当然ですが、漢文で書かれているのです。
ですから、四柱推命の研究家は、こぞってこの難書の翻訳に取り掛かるのですが、一方では成果をあげるものの、一方では、ちぐはぐな訳し方をしていることもあって、現代にいたっても、様々な見解で解読されているものなんです。
しかし、この奇書ともいえるこの本には、四柱推命の真髄が書かれているのです。
四柱推命の研究家であれば知らない人はいないでしょう。
日本人の四柱推命家として有名な大家の先生が、お亡くなりになる時に、「滴天髄から読むべきであった」と言ったのは有名な話です。
今も昔も、日本も中国も、勉強嫌いな 自称四柱推命家の方々は、こうした古書には触れることなく、”占い屋してのテクニック”ばかりを追い求めるようです。また、こういう人が多いこと も問題ですね。 ですから、「空亡(くうぼう) は恐ろしい」というような 何の根拠もないことが まことしやかに流布していまうのですね。 困ったものです。
「空亡(くうぼう) が恐ろしいものだ」 などは、滴天髄はおろか、中国の古書のどこを探しても見当たらないのです。 日本人が勝手に作り上げた、詭弁なのです。
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